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このタイトルが並んだメールボックスを見ると、なかなか感慨深いものがあります。
もう先週末になりますが、現在努めている会社で行われた、希望退職の最終出勤日の光景です。みな、手にお菓子を持って今までお世話になりました、と挨拶に来ました。そして、荷物をまとめ、次々とオフィスを出て行きました。
わたしは、今回は手を挙げなかったのですが、見送る側はそれはそれで苦しいものです。特に、私は見送る側に立った経験が無かったため、気が動揺して冷静さを欠いていました。仕事に手がつかず、周囲の(同じく手を挙げなかった人に)あたってしまっていました。
最近の不調の原因の一つとして、間違い無くこれがあげられます。頭では全てを理解していても、心が納得するには時間がかかります。オフィスにいると吐き気が止まらず、精神的にも余裕の無い状況でした。
ただ、今はそのピークを越した感じがします。わたしの中での「儀式」が終わりつつあります。事実は何より強いのです。
今は、これから学ぶことを覚えておくべきでしょう。この知識と経験と気持ちの記憶は、次に役立てるべく頭と胸にしまっておきましょう。いつでも動ける瞬発力と体力と技能を常に高めていきましょう。そして、あなたたちのことを、時々更新しながら心のフォルダにそっと保存しておきましょう。